昨年掲載した全盲大学生コスタリカ紀行のご縁で、ICUのOG生、鈴ちゃんが、新着絵本の中から選りすぐりの1冊の魅力をたっぷり語ってくれることになりました。皆に全ての絵本は送れない・・でもこのコーナーを読んでおもしろそう~って思ったら是非リクエストしてくださいネ~!
毎日お仕事もしている鈴ちゃんなので、このコーナーは不定期に掲載します。どうぞお楽しみに~♪ 第1回は:
ささき まき 作・絵 『ねむい ねむい ねずみ』
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ねむくてねむくて、もう目が半分閉じているねずみの男の子が主人公のおはなし。読みながら、思わずねずみと一緒に「ふぁー」とあくびが出てしまうこと、間違いありません。
主人公のねずみは旅行中。
たくさん歩いてすっかりくたびれていた所に、ふるいいえを発見!今夜はここで眠ることに。
ねむいねむいねずみ、でも眠ろうとするたびにじゃまが入って眠れません。ベッドの上で「ふぁー」とおおきなあくび、するとドタン!ゴトン!音から逃れるために隠れた場所ははと時計の中。ポッポー!ポッポー!床に寝転がったらびんがガランゴロン!
ねずみはねむくてねむくてたまらない。とうとうねむいねむいねずみは空っぽの浴そうの中で眠ってしまいます。すると、やがてお水がごぼごぼごぼ・・・
しずかな時にはなかなか眠れないのに、ねむい時ほどじゃまが入って眠れないことよくありますよね。ほらねずみと一緒に「ふぁー」とあくびをして、じゃまが入って起こされない前に眠ってしまいましょう。