お知らせ
定例作業会@逗子
落丁がありながら年単位で手を付けられずにいた本たちがありました。が、最近集中的に修理を頑張ってくださる方々のおかげで、ほとんどが片付きました!また貸出に回せるようになります。
リング製本機を楽しんで担う方、緻密な作業を美しくしっかりこなす方等々のコンスタントな協力あればこそ!新しい方も増え、会話も弾み、集中しながらも笑いがあり・・心地よい充実の時間になっています。
黙々と修理を引き受けてくださっているユニリーフの職人Tさんのレポートです↓
本日は修理とイベントに向けてのしおり作成を行いました。
普段発送、返却の時に軽微な補修はしていますが、経年劣化などによりリングが割れていたりなど、リング交換は時間がかかるので作業会で行う予定で溜まっていました。
それらの本がたくさん修理することが出来ました!
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そろそろ終了というところで、視覚障害女性の集い「アリスの会」の皆さんがたまたま寄ってくださいました。ユニバーサル絵本を手に取られ「いいわよね~」。
皆さん口々に「みんな模型楽しみにしてるから」「できたらさわりに行くの楽しみにしてる」と言ってくださり、じ~ん・・
「アリスの会」の皆様、お会いできてよかったです。励ましを本当にありがとうございました。
「季刊理想」に掲載いただきました
理想教育財団機関誌「季刊理想」2023年秋号で、活動をご紹介くださいました。
教育とコミュニケーションの研究情報誌である同誌の新しいコーナー「コミュニケーションの現場で」での掲載。しかも読者は小中学校の先生型が中心。コミュニケーション、こんなに苦労しているのになんでワタシ?としか言いようがありません。
言えることはいつも同じ、ユニバーサル絵本の活動と”さわる”模型の話だけ。ただ、障害の有無に関わらず一緒に使うことでコミュニケーションし互いを知るきっかけに、というのは同じかも。活動はそのための場づくりとは言えそうです。
おまけですが、とても嬉しかったのは、「取材でお話をお聞きして心動かされました」と編集者さんがクラウドファンディングにご寄付くださったこと。その後もリツイートしてくださったり、「取材の枠を超えて」お付き合いさせていただきました。
それもこれもお話ししてこそ、ですね。よきつながりに至る嬉しさ、コミュニケーションの醍醐味なのかもしれません。
選書・発送作業をしました 10月
10月2日、秋の気配を少し感じながら、毎月恒例の作業日を迎えました。8名が自主的に持ち場に着きます。
作業の前にまずは利用者さんのメールを紹介しました。寝る前に本を読むことが習慣になり、毎月の配本をますます楽しみにしているという幼児のお母様。点字を学ぶ学校の先生からは、読み聞かせで繰り返しのセリフに合わせて身体表現をしたり、ことばの響きやリズムに興味を示したりする児童の様子が綴られています。
さてさて今回タイムリーな絵本は何かな?昔話や化学・ことばあそびなどのジャンルを織り交ぜて、さあバランスはどうだろう? 選書メンバーは何度も絵本を開いています。
図書館とともだち・鎌倉のHさんは、『貸し出されたところからのお手紙を読ませていただきました。選んだ本が喜ばれているとのお返事は、選び甲斐があります。喜びのピンポン、幸せが行き交います』とメッセージを寄せてくれました。
貸し出すユニリーフと利用するお子さん、保護者、先生方が相互に幸せを感じられたらこの上ない喜びです。
M.K.
【建長寺”さわる”模型】境内はキンモクセイの香り
総門を入るとふわっとキンモクセイの香り・・10月の訪れです。
人出はいつもどおりですが、外国のお客様が少なめ。若者女子2人は「えーっ、すごーい!」「頑張ってください!」。小さいお子さんを二人連れたお父様は、深々と頭を下げてお礼を言ってくださいました。仏殿の話に若い男性は「社会科の教員なので・・興味深かった」。静かに聞いてくださった穏やかなご夫婦は「最近はこんな感じですか?」なんと宮崎から!円覚寺様と建長寺様によくいらっしゃるのだそうです。
写真は、花の下から空を背景に撮ると教えてくださった方がいて、真似してみました。
アメリカ人のお父様と男の子は”Do you speak English?”、ほっとしたような表情でよほど通じなかったのでしょうか?イタリアからという2人組に夢が実現するんだと言うと、”Congraturations!” ”I love Italy!”にはにっこり笑って ”We love Japan!”本当に日本中から世界中から人が訪れる場所なのだと実感します。
一番たくさん話したのは香港の若者。ワーキングホリデーで滞在中だそう、思わず最近の情勢を聞いてしまいました。日本人は政治の話をしない、心配してくれてありがとう、香港では話はできない、日本の自由を大事にして、というようなことを一生懸命話されました。台湾も危ない!同じアジア人、自由と平和のために手を携えていきたいものです。
日本の中でも一番日本的な場所は、実は一番国際的な場所なのかも・・そして、人の考えていること、大事だと思うことはそんなに変わらない、とも。思わぬ実感があり、ただの模型紹介とはいえ続けるって大事ですね。
先生向け情報誌「季刊理想」で紹介されました
教育とコミュニケーションの研究情報誌、理想教育財団の機関誌「季刊理想」2023年秋号で、ユニバーサル絵本と”さわる”模型の活動をご紹介いただきました。
小中学校の先生向け、しかも「コミュニケーションの現場で」という新コーナーのトップバッターだそうです。絵本も模型も私の願いは同じ、同じ環境で同じものを共有することで混ざり、話し、慣れ、興味を持つこと。発見を分かち合い、一緒に楽しむこと。
このご縁で本当に嬉しかったのは、「取材で直にお話をお聞きして心が動かされました」と、編集者さんが何とクラウドファンディングにご支援までくださったこと!その後もTwitterでリツイートしてくださったりと、「取材の枠を超えて」お付き合いさせていただきました。こんなことが起きるなんて・・(涙) 素敵な出会いほど嬉しいものはありません 。
理想教育財団様、制作会社エディットセブン様、この度は貴重な機会を本当に有難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。