お知らせ
【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回12月13日
建長寺恒例の「子ども餅つき会」と同じ日です!一度いらして二度おいしい!お子さんやお孫さんと是非ご一緒に!お待ちしています。
【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時: 12月13日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門~模型前
🔹予約不要/無料(拝観料別途)
🔹内容: ”さわる”模型誕生ストーリー、仏殿建築の見どころ、建長寺伝説紙芝居、けんちん汁クイズ、ユニバーサル絵本による読み聞かせ等(模型前英語対応)
🔴建長寺派和尚様による土曜法話も通常どおりです
毎週土曜日11:00~ / 13:00~ @三門下
予約不要/無料(拝観料別途)
こちらと併せ是非!
※模型をもっと知っていただけるように、目の不自由な方にも模型に加えもっと楽しんでいただけるように、境内で定例お話会を開催しています(毎月第二土曜日)。
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🔹‘共に生きる’ とは
~お互いに良い影響を与え合うこと~
🔹‘共に生きる社会’ とは
~人それぞれの違いを自然に受け入れること~
選書・発送作業をしました 12月
師走の初日、「暖かいね」と交わすような小春日和です。
今日の気候のように、穏やかで元気の出る笑顔が素敵なKさんより、作業会のご報告です。
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本日は代表の大下とボランティア4名の参加。いつもよりも少なめの人数でした。
少ないので、私、ちゃんと出来るかしらと、はじめ少し緊張しましたが、分からないことは、皆さんが、何でも丁寧に優しく教えてくれるし、手を動かしながらも、楽しいおしゃべりも、もちろん止まらず、すぐにリラックスして作業できました。
貸し出しをしている方のお名前を、お一人ずつ読み上げて、どんなご要望があるか、どのくらい見える方なのか、家族構成、どんなことに興味がありそうか、本のレベル…様々なことを共有してみんなで丁寧に選書し、チェックし記録して、レターを添えて、梱包します。
全部終わった時は、なかなかの達成感です!ご興味ある方は、是非ご一緒に!
K.K.
なぜユニバーサル絵本製作講座?
始まりは2011年、県立逗子高校2年生7クラス270名との授業。以来、授業と部活動でずっと一緒に作ってきました。近年は、小学校の先生になった子が授業で使うと借りに来たり、これをきっかけに小児眼科を専門にし、新たに1冊自分で作って持っていった看護師志望の子も。
絵本作りを実際にやってみると意外と大変なのがわかる、それでもなぜわざわざこの本を作るの?真っ白い点だけの’絵本’はどんな気持ちがする?点字のパーツは6個の点だけ、なのに数式でも楽譜でもあらゆるものを世界中の言語で表せる、そんな人類の大発明に触れてみよう!習熟した読み手なら目よりも速く読むことができる、人の可能性って素晴らしいね!
この日のご参加は4名。小学3年生のRちゃんが点字タイプライターをすごく楽しんでくれて、超ウレシかった💛今まで街や家電品の点字を見て「何が書いてあるのかを知りたくて、今日やっとわかったんだー」とおうちで話されていたそう。若い頃の心動く体験は大事、よかった~!
Tさんからは「講座の最初に見せた頂いた絵本(注:点だけをプリントアウトした盲学校にある全てA4の真っ白い絵本)は、本当に点字が並んでいるだけで”冷たい”印象を強く受けました。絵のある本にシートが入ることで、隔たりのない本来のあるべき形を作っているなあと感じました!」お気持ち有難うございます。
頭の中のイメージの「点字」、今日仕組みを考え手を動かしてみた「点字」、その背景にある多くの人々の足取り・・点字は目の見えない人が仕方なく使うもの?自分とは関係ない?この絵本が遥か彼方に見ているのは何?→「共に生きる」未来!
完成した絵本は、皆様のお名前を入れて、全国の目の不自由なお子さんの家庭や学校に貸し出されます。本日はご参加ありがとうございました。
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追記:12月5日、絵本が無事完成しました~!
「絵本を手にすることができ、感激です」、Y様、メッセージ有難うございました♡
新着絵本のお知らせ 紅葉
1.かなへび
2.パンダはどこにいる?
3.おなまえ おしえて
「お寺や和尚さんとかに関係があって、短くて、読み聞かせに使えそうな本、何かないですか?」と鎌倉図書館で聞いたら、教えてくださったのがこれ、『パンダはどこにいる?』。
鎌倉円覚寺の横田南嶺管長がお書きになった「禅の心」の絵本です。なんでパンダなんだろ?絵は可愛いけれど、わかったような、わからないような・・巻末のお言葉を読むと、ようやく少しそうなんだ・・一朝一夕にわかるはずもありませんが、お寺にご縁をいただいてこういうお言葉に触れると、なぜだかそれだけで清々しい気持ちになれます。
この絵本、毎月第二土曜の「”さわる”模型を囲むお話会」で読み聞かせしています。心安らかなひと時をご一緒しませんか?
『おなまえ おしえて』は点訳を少しずつ頑張ってくださっているTさんの作品。イベントも絵本も建長寺も、忙しい中関わってくださいます。あら、これもパンダね~!?『かなへび』はむかし娘と飼っていたことがあって、楽しかったからみんなにも、と思って打ちました。
1冊の中に全然違う世界が広がっている3冊、楽しんでくださいますように~
広瀬浩二郎先生講演~「さわる」取り組み
出版UD研究会主催、広瀬浩二郎国立民族学博物館教授の講演に参加しました。20年以上「ユニバーサル・ミュージアム」をめざした活動、特に「さわる」展示の充実に取り組んでこられた著名な全盲の研究者です。
著作の表紙や、「さわる」企画展のチラシには、透明の点字とともに触図も描かれています。こちらのチラシ、浮き出し線の三味線の絵、見えますか?意図は「さわる」動機づけになるとよいとのこと。なるほど、一瞬でも「さわる」機会を、ということですね。勉強になるなぁ~
印象に残ったのは、例えば縄文土器にさわると、「モノの背後に人がいることを感じる」。そして、そんな経験が「人とふれあうマナーにつながる」というお話。時を超えて人と人とが心でつながる、そこが大切であり、それを生み出してこそのモノなのだ・・と思えました。
考案された「触察体操」(!?)、鑑賞前後に対象とよく対話するように気持ちと体をリラックス。確かに皆さんとご一緒に体を動かすと、なんだか距離も縮みます。
この日はもしもに備え、模型のチラシとユニバーサル絵本を持参しました。突然にも関わらず、光栄にもユニリーフの名をご存知だった主催者様が、紹介の時間まで設けてくださいました。休憩時間には何人もの方がお声かけくださり、「建長寺の模型聞いていました」「今度行ってみます」と。ユニバーサル絵本製作講座へのご関心まで。
広瀬先生は第一人者でありながら気さくに話してくださり、ファンがたくさんいるのも頷けます。木造文化財建築の屋外模型は関西にあるか伺うと、「ないと思う」。先生が御存知ないなら日本初と名乗ってもいいのかも・・!
ご縁あった方々との再会、知ってくださっている方々、新たなご縁・・感謝とともに、ユニリーフいつの間にか長くなったのだなぁとの感慨も。いろいろな方とお話できてよかった、東京ちょっとコワイけどまた来よう。
出版UD研究会成松様、広瀬先生、会の皆々様、本日はお目にかかれ、お近づきになれて光栄でした。貴重な機会を本当に有難うございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。















