お知らせ

修理・製本作業会@逗子

10年ものの本が増え、傷みも多くなってきました。製本用のプラスチックリングは割れることもしょっちゅう、リング交換を待つ本は常時積まれています。

いつも貸出作業に来てくださる協力団体のSさんとOさん、この日は修理+仕上げのブックフィルム貼りにも挑戦。日頃’職人’Tさんに頼りきりで、皆でできれば負担も減ります。

とは言え10年くらいぶり(!?)、果たしてできるか超不安。初期の担当者に資料をもらい、大昔の製本の仕方を図示した紙を探し出し・・カバーのある本・ない本それぞれの方法を確認します。

余分な空気が入ってフカフカしないように、でも引っ張り過ぎてツレないように・・予想どおり、お二人とも初めてとは思えない仕上がりでした!

感想は?
■ユニリーフの本は、一冊一冊手間ひまかけて作られているのを実感しました。今日の作業は最後の仕上げとあって、緊張感半端なかったです(笑) A.O.
■半年ぶりの作業会。初めてブッカー(透明フィルム)を貼る仕上げの作業を習いました。きれいに貼るのはなかなか難しかったです。A.S.

残った時間は目いっぱいリングの交換!12時を回ってお話会の打合せ、その後お隣の図書館に行って読み聞かせの本探しと、濃い半日でした。皆さまお疲れ様でした、どうもありがとうございました!

※絵本の修理作業、ご一緒にやってみませんか?ご興味ある方、どうぞお気軽にお問い合わせください~♪

エフエム戸塚で活動紹介をしました

「戸塚井戸端会議。」エフエム戸塚、木曜お昼のワイド番組にとつか区民活動センターさんのコーナーがあり、センター長の依田さんと一緒に出演しました。

「やっぱり白いだけの絵本より、絵があってみんなと一緒に見れるのがいいですよね〜」おっ、スゴッ!最初の瞬間から核心をつくパーソナリティー川畑さんのお言葉、初めて絵本を見たとは思えません。

放送開始後のトークでも絵本への熱は上がり、ユニリーフをよく知る依田さんも熱くリードしてくださって、私がマゴマゴと口をはさむのもはばかられるほど(笑)

絵本が内閣総理大臣表彰をいただいたと言ったら、想いを持ってやってきたことはちゃんと形になるのですねぇ…と感慨深そうなご様子まで。川畑さんのお気持ちにこちらこそ深く感じ入ります。

あっという間の13分、うち11分が何と絵本の話!私は模型の宣伝をしたかったのに…(苦笑) でもいつも反応も分からず1人で話すので、自分以外の方が熱く語ってくださるというのはしみじみ有難く、深い喜びと感謝に満たされます。

エフエム戸塚様、とつか区民活動センター様、本日は温かい時間を本当に有難うございました。たとえひとときでも、こんなに思いを寄せてくださる方がいると知るのは、何よりの励みです。これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】お話会 第四回

10月のお話会は初めての雨。道路は渋滞、人も少なめ、でもいつも来てくださる嬉しいお顔も・・ちょっとドキドキのスタートです。

今回の課題は、外国人対応と模型に移動し皆で囲むことの試行。英語パートは固定部分(模型ストーリー、仏殿の見どころ等)は充実してきましたが、人の往来とタイミングが合わず・・移動も模型を見に行きましょうまでは言えず・・う~ん難しい。

お話会はどうでした?お客様のご感想から:

・「触れる模型に触るのも初めてでした。地域の紙芝居も見れて楽しかった。たくさんの人に知ってもらいたいイベントだと思います」(50代女性)
・「紙芝居がもっと大きいとよい。拍子木とかでもっと呼び込むとよい。せっかくよいことをやっているのだから」(60代男性、アイネット地域振興財団様)

スタッフからは:

・「仏殿が修理中だからこそ、ブロンズ像を介していろいろな方とお話しし、理解してもらいながらチラシを受け取っていただけたと感じています」(A.O.)
・「本堂が修理中なので却ってミニチュアが存在感を増していて、この会が良いタイミングになっているのではと思いました」(Y.F.)
・「英語ができ、ブロンズ模型の説明ができたら、きっと日本人以上に共感してくれるだろうなあと、それが残念」(Y.M.)
・「個人的には、最後にされていた仏殿の建築の細部のお話が気になりました。仏殿の事をもっと知りたい気持ちになりました」(A.O.)

 

 

 

 

雨だからこそじっくり聞いていただけたとの感想も。雨もまた良し。建長寺”さわる”模型を囲むお話会、次回は11月8日(土)11:30~です。皆様のお越しをお待ちしています。

 

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回10月11日

”さわる”模型をもっと知っていただけるように、目の不自由な方にも模型だけでなくもっと楽しんでいただけるように、建長寺で定例お話会を開催します。

【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時:  10月11日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門下
🔹予約不要/無料(拝観料別途)

🔶開催:毎月第二土曜日

🔹内容: ”さわる”模型誕生ストーリー、建長寺伝説紙芝居『建長寺のたぬきの和尚』、けんちん汁クイズ、ユニバーサル絵本による点字触読/読み聞かせ等

🔴建長寺派和尚様による土曜法話
毎週土曜日11:00~ / 13:00~ @三門下
こちらと是非ご一緒に!

清風渡る三門下でお待ちしています。

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🔹‘共に生きる’ とは
~お互いに良い影響を与え合うこと~
🔹‘共に生きる社会’ とは
~人それぞれの違いを自然に受け入れること~

 

選書・発送作業をしました 10月

「運動会の本、入れるの忘れた~」作業終わりの一コマです。かつては10月と言えば運動会!今や思い出さないほど影も薄く・・

今月の貸出は月曜日(通常木曜日)。月曜なら、という方々がご参加くださいました。そのお一人、手仕事の名手Kさんのレポートでお届けします。

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貸し出し作業はユニリーフでは毎月の作業ですが、私は暫くぶりの参加でした。

本を貸し出す作業というと、事務的なイメージを持ってる方も多いかと思います。わたしも昔はそうでした。しかし、ユニリーフの貸し出しは、貸し出す方一人一人の年齢、見え方、興味のある事、季節…などなど色々な事を思い浮かべながら、選書していく作業です。

前回参加した時よりも、貸し出しする方の状況やご要望を細かく分かりやすく共有できるようになっていて、みんなでお一人お一人の事を細かく想像しながら、より丁寧に選書し、お送り出来るようになっていました。

喜んで絵本を読んで頂けているといいなと思います。
K.K.