本ができるまで

UniLeaf Booksの作り方・・・

ユニバーサル絵本 UniLeaf Books の作り方を簡単にご説明します。
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	まず、元になる絵本を解体します。 ハードカバーからカッターで慎重にページをはずし、一枚、一枚バラバラになるように切り離していきます。
	業務用透明シートは大きめのバスタオルほど。 まずは、ページの幅に切り、
	透明シートが裁断機に入るサイズになれば、何枚か重ねて一度に切ることができます。
	透明シートの準備ができました。 このページ大のシートの片面だけに、見開き2ページ分の本文を点字で打ち込みます。
	これが透明シートに点字を打ち込む点字用タイプライターです。 ヘレン＝ケラーも学んだ米国パーキンス（Perkins）盲学校製で、1951年以来この型です。 全盲の子どもは、このタイプライターを使って点字を書く練習をします。
	点字はこんな風に透明シートに打たれます。
	本文がすべて点字で打ち込まれました。 これから製本していきます。
	これが、製本用リングで用紙を綴じる、リング製本機です。 用紙の穴あけ機能が付いています。 絵本のページと透明シートを数枚重ねてセットし、右側のレバーを下ろすと穴があきます。
	縦長の四角い穴があいたところです。
	表紙、裏表紙にも同じようにして穴をあけます。 絵本の背は後で貼り付けるためにきれいに切り取っておきます。
	製本機に製本用リングをセットし、レバーを倒してリングを開きます。 表紙を差し込み、本体の絵本ページと透明点字シートを交互に入れていきます。
	最後に裏表紙をのせ、レバーを手前に倒してリングを閉じます。 製本ができ上がりました。
	絵本の背をリング部分にのせ、上に見えるブックカバーフィルムを貼り、点字のタイトルシールを付けて仕上げます。
	これでユニバーサル絵本 UniLeaf Books の完成です。